« April 2009 | Main | July 2009 »

経営用語を英語にすると…

「アライアンスを組んで、企業規模の拡大を狙います!」なんて言葉が、ビジネス雑誌の対談記事に出ていました。

アライアンスは英語で書けば、 alliance ですね。協力、同盟関係、連合なんて意味の単語です。そういえば全日空は、スターアライアンス Star Alliance メンバーと謳っています。航空会社の連合ということです。

このように最近のビジネス雑誌を見ていると、経営用語を英語で表現する機会が増えてきたように感じます。今回はその中から、いくつか見ていきましょう!

実はモモスケ、以前の仕事では経営資料を作成する仕事に携わっていたことがあります。

「株主総会」や「取締役会」の「議事録」を作成したり、アメリカ人の幹部にも内容を伝えるために、それらの英訳版を作ったりしていました。取っつきにくい単語ばかりで、当時はかなり大変だった記憶があります。

その「株主」ですが、英語では shareholder といいます。share(分け前・出資)をhold(持っている)しているのが株主ということですね。

なので

「株主総会」は shareholders' meeting です。
「定時株主総会」は ordinary shareholders' meeting 、
「臨時株主総会」は extraordinary shareholders' meeting です。

「取締役」は director です。
テレビ局にいるディレクターの、あのディレクターです。管理する人、重役、取締役という意味です。

なので

「取締役会」は board of directors
会議のほうの「取締役会」は board of directors meeting です。

これらの会議を記録に残す「議事録」は minutes です。

ですから

「株主総会議事録」は minutes of shareholders' meeting

などと言えばOKですね。

貸借対照表は「balance sheet」(略B/S)、
損益計算書は「profit-and-loss statement」(略P/L)です。

このあたりはビジネスマンの皆さんなら、ご存知の方も多いはずです。
ではこの単語を使った次の英文、どんなニュアンスの文章になるか推測してみてください。経営会議や株主総会議事録の中で目にすることがある文章です。

Proposition No.1:
Approval of balance sheet,profit & loss statement,and plan for the disposal of profit with regard to the 5th fiscal year

proposition 提案・議案・事柄    approval 承認・許可・同意    disposal 処分・廃棄
profit 利益・収益    fiscal year 営業年度・事業年度

何となく予想できましたか?

日本語では

「第一号議案:第5期貸借対照表、損益計算書及び利益処分案承認の件」

なんて感じになりますでしょうか?

日本語では漢字ばかりで、かなり硬い文章になってしまいますが、英語だと単語の意味さえ分かれば、それほど難しい文章にはなりません。とはいえ、なかなか取っつきにくい単語ですが、使う単語は一定なので、ギヴアップ!と言う前に、少し読み込んでみるのもお勧めです。

今回は堅めの内容になってしまいましたので、少し短めですが、ここらで切り上げましょう。


英会話教材

| | Comments (0) | TrackBack (0)

映画で英語

いまさらですが、
映画のタイトルって英語版と日本語(翻訳)版ってずいぶん違いますね。なんでこんなに違うんだろう?っていつも
思います。

でもそんなことを書くと、映画配給会社の方から、「英語圏と日本語圏で文化違うから、日本人に合った邦題を付けているんですよ。」なんて言われそうですが、もちろん日本文化にあった邦題は良いと思うんです。

例えば

『ハムナプトラ』
原題『The Mummy』=ミイラ

さすがに『ミイラ』なんてタイトルの映画は、あまりにも直球すぎて日本人の感性をくすぐりません。まさに「日本文化にあった邦題」の代表だと思います。

これはいいです。
でも中には、ちょっと微妙な邦題の映画がウジャウジャあって、大げさながら、そういう微妙な邦題が日本人の英語力低下に拍車をかけているような感じがしています。(ホントに大げさ…)

例えばこれ、どう思いますか?

『サウンド・オブ・ミュージック』
原題『The Sound of Music』

もうひとつ新しめの映画から

『ダ・ヴィンチ・コード』
原題『The Da Vinci Code』

どうして The を削除しちゃったのでしょう?
The はあまり重要でないと思って取っちゃったんでしょうか?こういう風に冠詞を取っちゃうから、日本人は冠詞に親しむ機会が少なく冠詞が苦手なんじゃないでしょうか?

こんなのもあります。

『ペイ・フォワード』
原題『Pay It Forward』

涙の感動作品なのですが、なぜ it を削除してしまったのか?
ぺイ フォワード が頭に残ってしまったら、それが正解だと勘違いしてしまいそうです。ここに it が無ければ英語として不完全である以上、邦題も正しい英語のままにして欲しいと思うのですが…。

是非、原題を見て、正しい英語かどうかを確認しておきましょう。親しみやすい映画のタイトルは、英語の勉強には最適なのですから。

『7月4日に生まれて』
原題『Born on the Fourth of July』

簡単ながら、これなら何月何日生まれという表現を忘れることはありません。

『風と共に去りぬ』
原題『Gone with the Wind』

「去りぬ」って何?と日本語に一瞬躊躇しつつも、gone を見れば、なるほど完了形なので「去っていなくなってしまった」と理解が進みます。

映画のタイトルひとつで、いろいろな英語の世界にトリップできますので
ぜひ邦題は正しくお願いしたいものですね。

こんな感じに↓

『プラダを着た悪魔』
原題『The Devil Wears Prada』

いいですね!わかりやすい!

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
原題『The Curious Case of Benjamin Button』

※curious 好奇心が強い/奇妙な

『メリーに首ったけ』
原題『There's Something About Mary』

かっこいい表現です!邦題も英語の雰囲気にあっている感じがしますね!

映画のタイトルを眺めるだけでも英語の勉強になりますね!ついでに英語も聴き取っておきましょう。

ダ・ヴィンチ・コード
http://www.youtube.com/watch?v=5B2TiUq0R40

ペイ・フォワード
http://www.youtube.com/watch?v=tGcwG-2owow

プラダを着た悪魔
http://www.youtube.com/watch?v=x9OIvwy5YV0


英会話教材

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2009 | Main | July 2009 »